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Channel: ジョジョ好きの奇妙な日常
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【感想】第12話 ボスからの第二司令

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先行カットを見て、フーゴの過去は今週か?来週か?とワクワクしてましたが、今週でしたね!



まずその前に、ポンペイ到着前のアニオリシーン。

原作ではナレーションがポンペイの解説をしますが、アニメではフーゴの仕事になりました。
運転してるのはフーゴ(16)。
アバッキオよりフーゴの方がチーム内では先輩なんだけど、運転が好きとか、いつもの担当だったとかあるのかな。
アバッキオの方が安全運転してくれそうだけど。
エピローグで運転してたのもフーゴでしたね。

「あ…フーゴ。今の角は左じゃなくて右でしたよ」
急ブレーキ
「ジョルノ…言うのが遅いよ…右でしたって過去形で言われて何の役に立つっていうんだ?」
「確かにそうですね。すみません。次は気をつけます」
「次とかそういう話じゃあないんだよ…そういう話じゃあ!」
「おいフーゴ。急いでんだからキレんなよ」
「…分かってますよ!」
(ま…フーゴのこれはいつものことだ。それよりも気にかかるのは、この新入り、ジョルノ・ジョバァーナだ。ブチャラティが仲間として扱えってんならそれには従う。だが、こいつとは何か根本的に相容れないところを感じる。こいつはいつか…仕出かすぞ…何か致命的なことをな)

パワハラか(笑)

一連の会話が全てアニオリでした。
フーゴのキレるシーンがアニメで随分増えましたね。
原作では“理不尽に突然キレてキレたら怖い人”というイメージでしたが、アニメでは“キレやすくキレたら怖い人”というイメージになりました。
大差ないですが微妙なこの違い!
まぁ…フーゴはこの先あれなので、たくさんセリフが聞けるのは本当に嬉しいです…

そしてジョルノ、助手席に座ったなら一応ナビしなくちゃね(笑)
「右でした」しかも急いでるのにそれは、先輩に怒られても仕方ないかも。
日常的に白タクしてたなら、道には詳しそうなものですがね。
いや、もしかしたら道は分かってたけど、ポンペイ解説してる先輩に遠慮して言い出せなかったとか…(笑)

で、アバッキオ。
この後ジョルノにめっちゃキレまくるシーンから比べると、フーゴに話しかけるトーンがとても優しいです。
約2年かそこらの付き合いで、よく分かりあってるのでしょう。
アバッキオがジョルノに感じる不信感は、正しいです。
だって、ジョルノはブチャラティの下についたんじゃなく、ブチャラティが所属する組織のボスを倒すために形式的にチームに入ってるだけですから。
ブチャラティと組織のために命を張ってる仲間からしたら、ジョルノなんて本来は裏切り者です。
そのブチャラティが…仲間に何も伝えてないから今こうなってるとも言えるけど…
何も考えてないナランチャとミスタ、何か考えてるかもしれないけどよく分からないフーゴと違って、アバッキオの感覚は至極真っ当だと思います。



さて、イルーゾォ(成田剣)がやって来ました!

この人ね、先回りしてここに潜んでたわけですが、どうやってブチャラティチームの面々がここポンペイに来ると分かったのかな…?
ポンペイ行きが決まったのは、ついさっきなのにね。
暗チの情報網?すごい。

マン・イン・ザ・ミラーの発現SEが、鏡っぽいようなガラスっぽいような!
さすが音響効果もジョジョファン小山恭正さん。

当たり前、なのかもしれないけど、フーゴは出会ったばかりのジョルノのことも必死に救おうとしてくれてるんですよね。
もちろん、アバッキオがフーゴの立場だったとしても、咄嗟に2人を突き飛ばしたでしょう。
任務遂行のためにも。

地面に倒れこむほどの勢いで、体を張ってくれてた。

なんとなくアヴドゥルを思い出しました。
ヴァニラ戦の…

任務のためだけじゃない、仲間を思う気持ちもやっぱり感じる。

イルーゾォは紙をどこから出してどこにしまった(笑)
絶対そんなところにポケットないでしょ!(笑)

徹底的に表記は日本語をやめるようですね!

「教えてもらおうか?フーゴ!」
「断る!」
「ならば死ねッ!」
のテンポの良さ(笑)
漫画を読んでて思った以上にイルーゾォのテンションが高いのは、ホルマジオと一緒ですね。
今週でこれなら、来週のイルーゾォはどうなってしまうのか?
喉壊しますね!
死ねと言う割になかなかフーゴを殺さないのも面白いです(笑)

「違うね!…死ぬのは
ぼくの能力を見るお前の方だな」
フーゴ史上一番カッコいいのがここかなと、個人的に思います。

パープルヘイズ、鏡の向こうで出ちゃうけど。

漫画ではなんとも思わなかったのに、アニメでここ見たら噴きました(笑)
この主人公何やってるんだろう(笑)

「いいから来いって言ってんだ!ボゲッ!」
諏訪部さん、ちゃんと「ボゲ」って言ってますね。
フーゴよりアバッキオの方が怖いです。
「もうゆっくりじゃあねえ」(笑)

先行カットのパープル・ヘイズ。
怖いけど、なんてカッコいいデザインなのでしょう。
怖いけど…!

アニメでは伝わりにくいですが、ここでフーゴの骨が何本かいっちゃってます。
スタンドで防御することもできないので…

と言ってもマン・イン・ザ・ミラーの破壊力は人間並み。




フーゴの過去、やはりアニオリ祭りになりました。
原作では、
イルーゾォが読み上げた、たったこれだけでした。

“裕福な”家庭の裕福度合いが、並みじゃなくなった!!(笑)
髪型はお父さん似、髪色はお母さん似のようです。

そして、なんと…
少年フーゴ、エライ目に…
おっさんヨダレ…
ごめんフーゴちょっと笑っちゃったごめんね!(笑)
バナナフィッシュいやリンゴォ・ロードアゲイン案件がフーゴにまで、か…


「水臭いなぁ。分からないところがあったらいつでも私に聞きにおいでと言っただろう」
「いえ…そう何度もお世話になるわけには…」

「どうだい…?また私の家で食事しながら…」
「失礼します」
「まぁ待ちなさい、次の試験の内容を教えてあげてもいいんだがねぇ…大丈夫。さぁ肩の力を抜いて」
「やめてくれやめてくれやめてくれやめろと言ってるんだー!ぼくはあなたを、尊敬していたんだ!このドグサレがー!」

モブ「フーゴのやつ、教授といい仲だったんだってよ」
「あいつから誘ったんじゃねぇのか?」
「入学試験でも色目使ってたりして」



OMG…



さて、皆さんはどう解釈なさいましたか。
・少なくとも1回以上フーゴは教授の家を訪れている
・フーゴは教授を尊敬していた
ということは分かりますが、具体的にフーゴがどんな目にあったかは不明です。
(だいたい分かるけど)
未遂に終わってたのかどうかが気になるところですが、もう触れてあげないでおきましょうか。

尊敬してたのにクズだったからキレたのか、自分の尊厳が危ういのでキレたのか、「試験の内容を教えてあげる」が馬鹿にされてると感じてキレたのか。

アニオリでまさかこんなことになるなんて思ってもみませんでしたが、円盤特典のインタビューにあるように、おそらくこのシナリオにも荒木先生は目を通され、ゴーサインを出してらっしゃいますよね。

私個人の感想としましては、フーゴがキレた理由にかなり正当性があるということが一番の挑戦かなと思いました。
原作のみを読んでいると、フーゴのことだからほんの些細なことで異常なキレ方をしてしまったのかな、と思っていたんです。

でも尊敬していた大人から(自主規制)されかけたとあれば、そりゃ動揺しますしキレて普通ですよね。
誰だってそうなります。
百科事典でメッタ打ちにするのはフーゴだけですが。

イルーゾォが読み上げた文面からは、フーゴがどうして教授をボコボコにしたのか全く不明でした。
なので、このアニメの展開もかなりあり得ます。
強い理由があったと。


そこで、上遠野浩平さんの「恥知らずのパープルヘイズ」と比べてみます。
こちらのフーゴは以下です。

・フーゴの家は違法の成金
・大学入学の資格は親が金で買った
・兄が2人いる
・唯一心の拠り所だった祖母が死に、葬式(試験の日)に参列したいと言ったら親にも教授にも反対された上に馬鹿にされたので殴った

こちらの方は少しハートウォーミング(?)エピソードなのですが、こういうのをやるには尺が必要ですしね。

アニメはアニメで、今後の展開が楽しみです。
全部好きです。

フーゴが出てくる小説と言えば、こちらもお忘れなく!


ブチャラティはいっつもこのレストランにいるな(笑)
おいしそうだよ全く!!!
13歳でこの達観したような、諦めたような目。

「ぼくはもう、決めたんです。誰とも関わらず、一人で生きていくと。ぼくはカッとなると恐ろしいことをしでかしてしまう。あなたの仲間になったとして、そのあなたさえ殺しかねないんです」
そんな寂しいこと言わないで…
人は一人では生きていけないんだよ…
先の展開を知ってると、ますます切ないです。


全員の過去に出てきて、全員に手を差し伸べるみんなのお父さんブチャラティ(この時まだ17歳!!!!)
ミスタの過去の続きはやるのかなー?

「オレと共に来いフーゴ。オレがお前を生かしてやる。そのどう猛な怒りの衝動も含めてな」

それもいいですね。

恥パ↓
「君に更生の目処はない。だから組織に勧誘するんだ。君は“こちら側”でしか生きられない男だ」
これも好きでした。
13の少年に向かってきちんと“男”と言うのもいいですね。

ブチャラティがこうして行き場のない少年たちを引き入れるのは、神の救いのようで優しさと愛を感じます。
が、ポルポの試験で死んだらどーすんだろ(笑)
もちろんブチャラティは試験内容を分かっているので、クリアできると見込んだ人しか誘ってないですよね。




現在に戻ります。

諏訪部さんの「どう猛」の言い方。

きたーーー今週の癒し!(笑)

結局また足にヨダレついちゃう(笑)


か…
カッコいい…
フーゴが…パープル・ヘイズが…
理不尽にキレてるときじゃなくて、こういうとき。

うばしゃあああも榎木さんですね。


「アバッキオ…ジョルノ…ぼくのメッセージを受け取ってくれ…鏡の中に引きずり込まれないようにしてくれ」
そんな花京院みたいなこと言うー。
このセリフはアニオリですね?

対立しちゃいます。
でも、だからこそ来週面白いんです。
来週で決着まで行けるのかな?

覚悟の決まってるフーゴでも、いざ死ぬかもしれないというときは、目を瞑る。




さて、アヴドゥルや花京院、ポルナレフ、Jガイルを思い出す熱い戦いとなっています。
原作を知ってるのに、こんなのどうやって倒すの?
誰も死なずに倒せるの?
と、疑問に思うほどイルーゾォは強いです。
強すぎる。


今週ジョルノはフーゴを呼び捨てにしたので、あの場面で来週?も呼び捨てにするのかな。
来週も名言が待ってます。
これでも今週は休憩回だったと思います。





ウルジャンのカレンダーが素敵すぎる!
引っ掛ける穴がないのはどうすればいいんですか(笑)
フーゴの穴1個よこせ。
このフーゴだけ見ると、生え際ヤバく見えて笑っちゃいました(笑)

たまにジョルノたちの綴りを忘れるので、そういうときに助かる表記のあるカレンダーです。


スタッフインタビューより↓
やはり、雨の中ブチャラティが傘を閉じたのは、アバッキオと同じ立場に立つため。
「一人にはさせない」
もう!
人たらしなんだから!
好き!

諏訪部さん鳥海さん千本木さんの対談についても書きたかったのですが、
マジで。
そんなに書いたか。



ついに原作絵スタンプ出ました!
が、ジャンプ全体なのでジョジョはこのジョルノ1個だけですが…
それでもグラッツェ!











並みの衣装じゃこの人たちと写真撮れない(笑)



















榎木さんのフーゴ、最高です。

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