申し訳ありません。
大幅な文字数オーバーのため、21話感想を前編と後編、そしてフーゴの考察に分けます。
こちらが前編です。
まずはァァァァァァァァ!!!
悲しい本編を振り返る前に、嬉しいお知らせを先にィィイイイ!!
8月18日
ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風
スペシャルイベント 昼の部
当選しましたァァァァ!
ディ・モールト(非常に)良いぞッ!
グラッツェーー!
Blu-ray買った甲斐がありました!
が、どうやら今回当選率高い感じ?
優先応募なんですから、それが正しいですよね!
3部では優先応募も一般応募も落選したことがトラウマになり、4部は円盤を4枚も買ってそのうちたった1枚当選したという…あれは焦った…
今回は私の身の回りの行きたい方々皆さん無事当選されて、安心しました。
ということで、この日私は高田馬場にいますので、もしもこのうたうことりと話してみたいという奇妙な方(もちろん読者さんに限りますよっ)がおいででしたら、コメントやメッセージお待ちしておりますね。
さて、現実と向き合いましょう。
今夜はどうしてもオンタイムでフーゴを見送りたくて、夜更かしして見ました。
眠たくなってきたな…と思ったとき、BSで「地獄の黙示録」をやってるのに気づき、ついつい見入って危うくジョジョに間に合わない事態!?(間に合いました)
今週の先行カット…
怖すぎィ!(笑)
たまたまアニメに合わせて、キングクリムゾンのCDをレンタルしてました。
このジャケット意識してます?
曲は、ちょっと…私にはあまりよく分からなかったです(笑)
エアロスミス、ローリングストーンズ、メタリカは気に入って車でよく聴いています。
では、アニメジョジョの奇妙な冒険5部黄金の風21話感想です。
「ナランチャ、こいつ」
細かいですが、名前を呼んだのはアニオリですね。
これまでに何度も書いてきましたが、“仲間の名前を呼ぶ”ことが好きです私。
呆れてたり、敬意を表してたり、殺したいほど憎く思ってたり、名前を呼ぶトーンだけで伝わる…
まるでジョジョじゃないみたいにかわいいナランチャ、しっかり原作通り。
ここ!
キング・クリムゾンを体感したアバッキオに、一瞬ノイズが入りました! 敢えて画像を乱してます。
音も止まるし…もう…怖い…!!すごい!
ナランチャの間抜けな「え?」
もうすごい以外言えない…
「キング・クリムゾンの能力の中ではこの世の時間は消し飛び…
そして全ての人間はこの時間の中で動いた足跡を覚えていないッ!」
これ皆さん意味わかります?
正直、私は理解できてません。
が、ボスの言ってる言葉を鵜呑みにすると訳が分からなくなるのであって、状況証拠で考えてみると少し分かるかも?↓
キング・クリムゾン発動
↓
射程距離内の人物は5〜10秒間意識を失う(しかし行動はしている)
ディアボロのみが意識を保っていられる
↓
キング・クリムゾン終了
↓
射程距離内の人物は意識を取り戻し、自分は記憶にない行動を取っていたことに気づき困惑し、無意識下の自分の動きの残像が少し見える
ボスの言ってる事は分かりづらいですよね?
時間は消し飛ぶと言う割に、「覚えていない」のだから、覚えていないだけであって、行動している。
つまり時間は消えてない。
それに、近づかないとキング・クリムゾンの効果を発揮できないので、ボスはわざわざブチャラティに近づくために追ってくる。
つまり射程距離外の人々は普通に生活してるのだから、「この世の」もおかしい。
ただ、ボスが嘘を言ってるわけでなくて、ボスは自分の能力を理解した上でそう表現してるんですよね。
ちなみにゲームEoHでは、ボスがキング・クリムゾンを使うと瞬間移動します(確か相手の裏側にだったかな?)。
他のキャラクターから見るとそう見えるから、乱戦ではそう表現するしかないですよね。
私の認識も間違ってるかもしれません、そのときはスイませェん。
私の専門は人物考察であって、スタンド能力考察ではないと思っています(笑)
ディアボロの「結果だけが残る」あたりのセリフを聞いていると、小野大輔さんのオラオラジオ!を思い出します。
彼はよく5部を話題に出してらっしゃったから…
お腹に穴が開いて、肩口から裂かれて…
笑える箇所なんてひとつもない今週、唯一少し心が和むのは、いつもいつもエピタフもキング・クリムゾンと同じ表情をしてることかな(笑)
正直これも自信がないんですよね…
どっち?どれ?
こっちとは限らないと思う…
自分の生命が危ないというのに、懸命にトリッシュの名を呼ぶ…
ジョルノのてんとう虫が亀になったのも、正直よく分かっていません(今週は分からないことだらけだな!)。
ジョルノはどんな物体にも生命を与えることができますから、亀に変えたことは分かるのです。
どうしてココ・ジャンボと同じ能力の亀を生み出せたのか?
細胞を与えれば…って…すごすぎ!
しかも探知機能がパソコンと連動してる。
キーはついていないはずですし、簡易版みたいな?レプリカ?
ボスはまだ、ジョルノが生み出した生物への攻撃は自分に帰るという能力を知りませんよね。
なんとか上手くブチャラティが、ボスにこの亀を殺させることができたら、ここでボスも殺せてた?(笑)
無理かなぁ。
バレるか。
「あいつはオレにいつも
『勇気』を与えてくれる」
正しいと信じた道を進む、勇気を。
たとえ友や自分の命すら失っても、己の道を進む勇気を。
ジョジョのテーマは「人間讃歌」
人間讃歌は勇気の讃歌
何度だって書きます。
初見の、ほぼ無敵の能力に対しても勝機を見出すブチャラティ…!
すごく、すごくカッコいいけどブチャラティ、その裂けた左半身でどうやってトリッシュを!?
ジョルノがくれた勇気ですねそうですね。
一杯食わされたボスの、エピタフの表情にもご注目(笑)
今週唯一の癒しポイントです。
この速さならもう、ミスタも痛いって言わないかも。
悲しい音楽なんて、流さないで。
スタンドがボロボロになって消えていく…花京院を思い出す…
アニオリだ。
いや落ち着こう、素数を数えて…
魂(そう呼んでいいかな)の描き方、3部とも4部ともまた違って美しいです。
アバッキオのこと、かなり頼りにしてたんだなぁ。
常識があって信頼できる男だからなぁ…
なのでアニメでもカットインが入って、思わずガッツポーズしそうに。
珍しくジョルノが慌てふためきましたが(目の前でブチャラティが死んだかもしれず仕方ない)、ブチャラティのただならぬ空気と言葉に我に帰ります。
即座に自分のすべきことを、理解する。
「ゴールド・エクスペリエンス!」
と叫んだのは、いいアニオリでしたね。
さて…
いよいよ、その時が来てしまいました…
知っているのに、ドキドキして、正座して見ていました。
13歳から、多感な少年時代を3年間も共に過ごした、上司であり友でしょう。
ブチャラティは。
家族でも友達でも、ましてや愛しているわけでもない少女を助けるために…
いや、そのことそのものが理由なのではなくて…
とても大事なシーンなので、極力原作を再現しようとしていることが、ひしひしと伝わってきます。
正しいと思うことに、ただ正しいと思うからという理由だけで、命をかけられるでしょうか。
そこがブチャラティの魅力であり、異常なところとも言えるのかな…
男だとか女だとかおかっぱだとか関係ない、ただただその心に惹かれます。
フーゴが顔を背けたことに対してブチャラティが目を伏せる、というのはもしかするとアニオリになるのか。
原作では少し違います。
世界中のどこにもあんたには安息の地がない
忠誠を誓ったのはあんたではなく組織
なのに
「オレの落ちつけるところは…ブチャラティ
あんたといっしょの時だけだ…」
もう世界中どこにも安息の地がないブチャラティについて行くこと、それはアバッキオにとっても世界中どこにも安息の地がないことになるはずなのに、ブチャラティといっしょに居られさえすれば、そこはアバッキオにとって安息の地。
なんと言っていいのか…
アバッキオがとても悲しく寂しい人物であることの表れであるのに、たった一人、命と引き換えにしても一緒にいたいと思える仲間と出会えたことは、誰よりも幸せなことですよね、きっと。
迷いがない。
きっと諏訪部さん、誇らしいお気持ちで演じられたのではないかな。
わずかにも微笑まないジョルノ(笑)
こいつ、何言ってんだ?みたいな(笑)
でもそれがミスタの魅力ですよね。
「ホレ!『亀』を忘れてるぜ」
「オメーもそれ(莫大な金)を狙ってんだろ?あとで教えろよヒヒ」
カットは悲しいですが、ミスタのセリフは量が多くて厳しかったのか…
ミスタの考えがまるで見当違いで、逆にこいつすごいな、って思います。
もしや理由なんて本当はどうでも良かったのかもしれません。
「なんとなくこっちの方がついてそう」
それだけかも。
ジョルノがアバッキオのお茶を飲み干したときも、「教えてくれよオレにだけ な!教えろよ」と言っていましたね。
すげーと思う奴には素直についてく、もしかして彼はこの中で一番子供っぽく単純な思考をしているのかも。
だから残酷にもなれて、即ちギャングの中のギャング。
「フーゴ!お前はどうするんだ?」
アニオリ。
フーゴ関連のセリフは増やしてくれてます。
ナランチャは…
ブチャラティの
「怖いか?」のトーンが優しすぎて辛い。
命令してくれたら…
だけどあのときは、自分の力だけでギャングに入ったんだよね…ナランチャ!
確実に殺される…
正しいからって、やれることとやれないことが、この世にはある!
ぼくらの仕事は、所詮汚れた仕事だ
こんなのは五十歩百歩の問題じゃないのか!?」
「それでもだ
オレは自分に嘘はつけない」
アニオリでした…
フーゴ、言ってることの全てが正しい…正しいよ!
ギャングなんて、罪のない人を殺すことや、見殺しにすることなんて、きっと日常茶飯事。
それが正しいと思ったなら、その道を進む、それも勇気が要ることだよね。
やっていることは、ブチャラティもフーゴも同じなんだよ…
本当に君には、向いてないよ…
バックでフーゴが喋ってるのは、おそらく原作にあるセリフですね。
と叫ぶのではなく、「ブチャラティ ふり返って見てください」と言うジョルノがいい。
何度読み返しても泣いてしまう、5部で初めて私が泣いたシーンは、ここです。
どんな冗談を言っても笑わないブチャラティが、唯一微笑んだと言っていいのかな…
原作の、嬉しそうなどこか悲しそうな何とも言えない表情が好きでしたが、涙を堪えてたんだねと、アニメを見て思いました。
内心は、「これだから優しいお前には向いてないんだ…」と、子を見守る父のように気持ちだったのかもしれません。
教会内で死んでたら、見ることのできなかった笑顔。
グラッツェ、ジョルノ。
馬鹿が…殺されるぞ…!
ぼくは、こんな馬鹿げた裏切りに乗れない…
正しい馬鹿には…なれないッ!」
原作ではもうここにセリフのないフーゴですが、アニオリで増えてます。
最後の最後で、キレないフーゴ…
アニオリは続く。
「てめー決断がおせーんだよ」
「どうなっても誰かを恨んだりすんじゃあねーぞ」
「ナランチャ、君のその勇気に敬意を表します」
「フーゴの野郎、来なかったな…」
「ま、判断はそれぞれの問題だ」
「ブチャラティ!オレ、オレ…トリッシュを守りたい!一緒にボスを倒すよ!」
「ああ…」