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Channel: ジョジョ好きの奇妙な日常
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【感想】杜王町RADIO 撮り下ろしVol.4 谷山紀章さん

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今日はまじめにジョジョの記事を書くぜ。

テーマ「杜王町RADIO」で書く記事はこれが最後になると思われます!
短かったな〜。


イベント、グレートフェスティバルの物販で購入しました。
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杜王町RADIO4GREAT
CD Vol.4
特典は承太郎ステッカーでした。
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最後の撮り下ろしゲストは、噴上裕也役の谷山紀章さん!
谷山さんの能力一覧や、コメントが載ってない…?
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印象に残った部分を振り返ります。




谷山紀章さんはどのようにしてジョジョと出会われたのか。
バオー来訪者からご存知のようです。
つまりジョジョはファントムブラッド1話から!
1975年生まれの現在41歳のようですから、漫画を読む子ならみんな通る道だったのかもしれません。


谷山「におい対決タイマン張って欲しいですね、イギーと」
考えたこともなかった(笑)
犬の嗅覚は人間の1,000〜1億倍にもなるそうですが、果たして噴上はイギーに勝てるか?


収録裏話的なものを少し。
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この「クンクン」はSEにするか息にするか実際に「クンクン」と発音するか、最初現場は迷われていたようです。
結局息で撮ることになり、谷山さんは「すんすん…」と息を吸いすぎ、過呼吸気味になったのだとか(笑)
確かに読み返してみると、「クンクン」多すぎ!
時間を見つけてまたアニメも見返そう。


裏話もうひとつ。
初めて小野友樹さんと谷山紀章さんが共演された(ジョジョにおいて)回の収録時、テストまでは調子の良かった小野さんは何故か急に本番で声が出なくなってしまったのだそう。
「本番のスタートでいきなり声が、出ない…」
「君帰りなさいって言われてたもんね。いいから今日!」
岩浪音響監督にかな?
「みんなきょとーんです。帰っちゃったよ主役」
小野友樹さん、谷山紀章さんの大ファンなんですもんね。
悔しかったでしょう…

「ジョジョの現場は、原作のテイストをこよなく愛し、これでもかってくらい演出に生かすから、普段以上に各声優の表現能力をフルスロットルに入れないと…ジョジョ表現のチャンネルに合わせないと成立しない。声は張るわ、大げさな節回しやるわ」
「いつもは抑揚をつけないところをね」
「あのタカヒロ・サクライが叫んでる!張ってるよ声!あいつ…新人時代以来じゃね?(笑)最近叫ばねーっしょータカヒロちゃーん。そのくらい出さなきゃな…みたいな。千葉繁さんとかね、すごいじゃないですか。密度の濃い現場だったなぁ。俺の出番ちょっとだけだったんだけどね。普段こういう現場ないから、他に。全部絞り出せたかな…」
ああ〜いいお話を聞けました。
さすがジョジョアニメ。
こういうところは1部から不変ですね。


「噴上の散り際のあぶぎゃうううーっを忠実にやってらっしゃった」
「あれはもう原作ファンを意識しましたね。あぶぎゃうううーって言いましたから」
「さすがだなって思いましたね」
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これはねぇ私も嬉しかったです(笑)
よく覚えています!
ホル・ホースの「アパアウー」でしたっけ、あれも忠実だったと記憶してます。



エニグマ戦にて、噴上が「喜んで紙になる…ぜ」と裁断機に飲み込まれていったシーンについて。
「裕ちゃんメモでカッコよかったシーンに書いてます」
「裕ちゃんメモって…君が?」
「僕が」
「オメー、キメーな!」
「あははははははは(笑)」
「ギザキモスだな!」
「ありがとうございます!」
「お礼言われちゃうんだよ、ディスると、この子。意味わかんね」
不思議な師弟関係ですね(笑)
なんだか仲の良い兄弟みたい。


「露伴ちゃんはジョジョ史上でも3本指に入るだろう有名なセリフ、僕はだが断られたほうですからね」
なるほど!
そういう視点があったか!
「それに絡めただけでも嬉しいですね。リアクションしやすかったです」
確かに、だが断った櫻井孝宏さんも、だが断られた谷山紀章さんもオンリーワンですね。



小野友樹さんは仗助にピッタリだったというお話で、
「君はハマリ役が多いんだな。某バスケアニメ(黒子のバスケの火神ですね)もそうだけど、こう言うと先輩風…偉そうかもしれないけど、僕は実際先輩なんで風吹かしますけどもね、技術とかはまだまだ伸び代があるんだけど、なんかやっぱね、持ってるソウルとか声質とかハマったら強いタイプの声優さんだなと思ってます。仗助も勝ち取った感あるもんな。仗助は君だなって感じするよ」
「ものすごく嬉しいお言葉です…」
でしょうね、小野さん。
大好きな、尊敬する大先輩にそんな風に言ってもらえて!
「君のその声質は親御さんに感謝したほうがいいよね」
とおっしゃる谷山さん、情の深さを感じました。





以上でした。

アニメのラジオ番組としてはあっさり終わった感がありますが、パーソナリティ小野友樹さんとしては感無量だったことと思います。
オラオラジオでも、小野大輔さんが声優を志すきっかけとなった子安武人さんが最後のゲストでした。
撮り下ろしのほうは初代ジョジョ興津和幸さんで、感極まって泣いてる小野大輔さんを興津さんが優しく見守っていた印象(笑)

私としても、4部アニメに関してはアニメ化決定の知らせ〜ラジオ開始〜アニメ開始〜終了〜イベント〜最後のラジオCD発売と、たくさんのことを東京で体験することができて楽しかったです。
東京には約10年住みましたが、最後の数年の思い出はジョジョで占められてます。
濃い(笑)
Blu-rayはまだまだ出ますね。
娘が幼稚園に行ってる間にでも、ゆっくり見たいな!




俳優と並んでも遜色ないイケメン漫画家。
明日が楽しみです。

円盤特典のドラマCDは、Vol.11から13に変更になったようです。
収録が間に合わなかったのかな??

またグッズが出てるみたいです。

7部文庫、3,4巻出てます!

面白かったです!
ペンの速度が漫勉史上“最遅”の伊藤潤二さん。
この方の作品は存じませんでしたが、とても興味が湧きました。
五十嵐大介さんの絵に通ずるところがある気がする…

この浦沢直樹の漫勉という番組を見るようになってから、漫画、漫画家に対する考え方がどんどん変わっています。
以前までは、漫画家はプロだから絵が上手くて当たり前と思ってたのですが、それは間違いではないけれど、それに加えて誰よりも努力してらっしゃるんですよね。
そんなこと、どんな分野のプロだってそうだけど!
音楽家だって、スポーツ選手だって。
でもそういう努力している姿を拝見すると、実感します。
デッサンに狂いがないか確認するために紙を裏返したり、鏡で反転させたり。
清水玲子さんに至っては、表に描いて裏から描いて、もう一度表に描き直されてました。
そういうことは、下手くそな素人が少しでも上手くなるためにやること…というわけではなくて、プロでも、より完成度を高めるために、納得するためにやるのですね。

この番組の面白さは、浦沢直樹さんの語りやゲストと浦沢直樹さんのトークにもあります。
浦沢直樹さんって、本当に魅力的。
あれだけ世に傑作を送り出してこられたというのに、まだまだ「上手くなりたい」とおっしゃる。
これまでも、青シャーペンやホワイトの使い方など「俺もこれやろう」と他の漫画家さんの技術を盗もうとされてます。

人間であるからには、死ぬまで向上心を持ち続けたいものですね。


荒木先生が!
ゲストにいらっしゃるまで!
予約録画をやめないッ!
(そんなに期待はしていない!)

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